2017-10-31

配信資料に関する技術情報 475 H29.10.31 高解像度降水ナウキャストの改良について

解析処理の改良で、たとえば衛星画像を用いて非降水エコーを軽減するなどは意義が大きいと感じます。
非降水エコーについては昨年も話題になりました。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/tyoukan/2017/dg_20170615.html

配信資料のフォーマット変更はありません。
http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/475.pdf

2017-10-26

(WMO Op Newsletter) フィンランドからのTEMP・AERO報の終了(11月1日予定)

10月26日付けのWMO運用ニュースレターによれば、11月1日に、フィンランドはTEMP報およびAERO報の配信を終了するとのこと。
AEROはWMO通報式ではないので知りませんが、文脈からしてラジオゾンデ高層気象観測報の変種なのでしょう。

http://www.wmo.int/pages/prog/www/ois/Operational_Information/Newsletters/current_news_en.html

2017-10-18

(WMO Op NL) RTHウィーンからのTAC SYNOPデータ配信終了(12月4日)

10月18日発表のWMO運用ニュースレターによると、12月4日、RTHウィーン(オーストリア)は伝統的文字形式通報式による地上実況観測報(TAC SYNOP)の配信を終了するとのことです。
代替としては既にBUFR SYNOP形式のデータが出ているとのことです。
http://www.wmo.int/pages/prog/www/ois/Operational_Information/Newsletters/current_news_en.html

なお、RTHウィーンはオーストリア以外にブダペスト(ハンガリー)発のSYNOPを中継してGTSに発信していることになっていますが、今回の告知の対象かどうかは定かでありません。
いちおう文言上は、「RTH Vienna will stop providing」という言い方なので、ブダペスト発ではなくウィーン発の電文だけについて述べているように読めます。

(WMO Op NL) ECMWFが2.5度格子GRIB1データの作成を終了

10月12日発表のWMO運用ニュースレターによると、ECMWFは12月1日に2.5度格子のGRIB第1版形式の予想データの作成を終了するということです。
http://www.wmo.int/pages/prog/www/ois/Operational_Information/Newsletters/current_news_en.html
記事中から指示されているECMWFのサイトによると、代替としては0.5度格子のGRIB第2版形式の予想データがFTPで提供されているということです。ファイルでかいですけどね。
https://www.ecmwf.int/en/forecasts/datasets/public-wmo-and-acmad-datasets