2015-07-27

気象予報士会 SUGDASS でアーカイブされている気象庁FAX図が無手続きで会員外提供可能に

気象予報士会機関紙「てんきすと」がきました。今回は超重要!

6月20日の予報士会総会があり、「業務運営細則」が改正されるという議案が可決されました。これにより、非営利などの条件のもとで、気象庁の求める「出典」「図の名称」を記載することで転載が可能になります。これまでは許可制でしたが、月1回の理事会を通した案件はほとんどなかったと思われ、いわゆる禁止的規制だったのが、手続なしで可能というのは、実質的解禁です。

これは気象予報士会の価値を大きく高める変更で、歓迎すべきことと考えます。

2015-07-06

ISO 22324と気象庁配色:RGB空間上の配置の図示

先日のポスト、RGB値をRGB色立体にプロットしてみるといろいろ見えてくるものがある。

1. ISO 22324


RGB立体を回転して橙と緑が重なるように置くと、かなり粗い近似ではあるが第一異常の視覚に近い2次元色空間を作ることができる(ガンマ補正をするともっと良いのだがまだしていない)。そして 実際に ISO 22324 の配色を当てはめてみると、赤と緑がかさなってしまって、評判がよろしくないのがよくわかる。


同じ色立体を黄と青が重なるように置くと、第3異常の見え方に近くなるのだが、この場合、かなり外周に近い、つまり弁別しやすい色の組み合わせになっている。



2. 気象庁配色指針


気象庁指針の場合は、第1異常・第3異常どちらにも弁別しやすい配色になっているとおもう