2017-01-03

日本気象学会「天気」2016年7月号を読む

・理事長が岩崎先生になった。

・乙部他:回転水槽実験のこれまでとこれから

傾圧不安定の回転水槽実験に関するかなり徹底したレビュー。研究として行われることが少なくなり、演示目的で行われることが多くなったというのはかなり重要な変化なんだけど、あっけらかんと両方のノウハウを挙げている。

・坂崎:対流圏・成層圏・中間圏における一日周期潮汐波の力学的研究

山本賞受賞記念講演。オゾンとのかかわりは、京都の学会のときに聴いて感心した記憶がある。

ものにはならなかったが、私も高校生のとき自記気圧計の記録に太陽同期日二回潮をみつけて深く感じ入った。

・新用語解説:共有社会経済パス(SSP)

気候変動シミュレーションにおけるSRESの後継品。
だからどうだということはよくわからない。

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