T-PARCII というのは名古屋大学の坪木先生が代表の共同研究プロジェクトで、航空機によって台風の中に入ってドロップゾンデを投下して観測をするというものです。  
http://www.rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~tsuboki/kibanS/index_kibanS_eng.html  
日本語がよいかたは琉球大学のページをみるのがよさそうです。  
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/met_rq/collaboration_j.html  
2018年9月、25日から29日にかけて観測が行われた(行われる)のだそうで、その結果が気象庁を通じてGTS(WMO全球通信システム)に発信されています。  
GTSに流れるデータは WIS  GISC Tokyo サイトでも見ることができます。  
検索インターフェイスの説明をしていると長くなるので、とりあえずデータの一覧を(数日で見られなくなります):  
・指定面データ UZPQ10 RJTD  
 https://www.wis-jma.go.jp/data/browse?LinkText=UZPQ10&Indicator=RJTD&ContentType=HTML  
・特異面データ UZPQ11 RJTD  
 https://www.wis-jma.go.jp/data/browse?LinkText=UZPQ11&Indicator=RJTD&ContentType=HTML  
各電文の書式は WMO の定めた  FM37 TEMP DROP というもので、気象庁ホームページに掲載されている「国際気象通報式」に説明があります。まあちょっととっつきがよいとは言えないですが。  
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsuhoshiki/tsuhoshiki.html  
↓  
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsuhoshiki/kokusai/kokusai8_22.pdf#page=75  (改版されるとURLは変わります)
残念ながら TEMP DROP 報はゾンデの水平移動を記述できないので、データを使う観点からすると、投下点から風下に多少移動しているのだろうとか、いろいろありますので真面目に使うなら出元によく御相談ください。
追記: T-PARCII の日本語公式ページがあるそうです
http://www.rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~tsuboki/kibanS/index_kibanS_jpn.html 
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