配信資料に関する技術情報 506 H31.2.6 推計気象分布（気温）の改良等について

推計気象分布の気温は、メッシュ平年値にアメダス観測値の平年偏差をを距離重み付け法で内挿（GIS的に言えば Kriging）したものを加算しています。
今回の変更はまず、メッシュ平年値を最高・最低気温から作った月別・時別平年値に置き換えることで日変化を的確に表現し、
また、LFM予報値にアメダス観測値を内挿したものをブレンドすることで観測密度の希薄な地方での気象の変化をより的確に表現できるようにしたということです。
天気分布には方式の変化はありませんが、気温の推定が改善することにより雨雪判別の目視観測との一致率が向上するということです。

http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/506.pdf

距離重み付け法については前回情報

http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/422.pdf