・「大雨危険度通知」が開始されます。
発表地理領域は2次細分(ほとんどの地域で市町村)、危険度分布(3種のいずれか)が高まった場合にレベルトリガとして出てくる情報で、これにより危険度分布の面的情報をウォッチしなくても危険度の高まりが把握できます。
http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/510.pdf
・開始の目的は平成30年7月豪雨を受けた「防災気象情報の伝え方に関する検討会」で民間事業者の協力を得て、電子メールやアプリ等で危険度の変化を通知する希望者向け通知サービスを始めたいとしていることです。
この施策だけについていえばどこか最低限ひとつの民間事業者がサービスを実施してくれれば形になりますが、一般に提供(気象業務支援センターから配信)することにより、どなたでもこのような通知に類する応用を試みることができるようになります。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/shingikai/kentoukai/H30tsutaekata/report/tsutaekata_report.pdf#page=36
・なお、この技術情報を機に話題になっているようですが、「警報級の可能性」は平成31年度出水期からは「早期注意情報」に名称変更予定とあります。これは上記検討会報告参考資料にもあります。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/shingikai/kentoukai/H30tsutaekata/report/tsutaekata_report.pdf#page=42
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