2014-12-08

配信資料に関する技術情報第407号 積雪域解析の改良に伴うメソモデルの冬季の地上気温予測の改善について

11月25日付け技術資料、27日00UTC初期値から実施されたものです。

http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/407.pdf

メソモデルの積雪の有無は、従来は全球モデル用の解析を用いていました。
その説明はちょっと古いですが技術資料64号にあります。

http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8783345/www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/64.pdf

SYNOP 通報に含まれる積雪深を同化するわけですけれど、積雪深は必須項目では
ありませんし、電文の構造上も「積雪がないことを観測した」と「積雪深は観
測・通報 しないことになっている」が区別できないようになっているので、
積雪域の境界から外に広がりやすいバイアスがあるわけですね。

それをなんとか対策しようという努力の一つです。

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