http://www.wmo.int/pages/prog/www/ois/Operational_Information/Newsletters/current_news_en.html
1. ミャンマー発のGTS電文に用いられる発信官署略号 VBRR が、ヤンゴンからネピドーにかわります。
VBRR は Rangoon, Burma からとられた名前だったので、 Nay Pyi Taw, Myanmar になって、由来がますますわからなくなります。
2. 通報式改正 (5月3日実施)
http://www.wmo.int/pages/prog/www/WMOCodes/WMO306_vI2/VolumeI.2.html
3. 通報式改正(11月8日実施)
http://www.wmo.int/pages/prog/www/WMOCodes/Amendments/2017/betweenCBS/02952-2017-OBS-WIS-DRMM-DRC_en.pdf
(1) GRIB第2版で、予報時間が負値となりうることが明示されました。
これは本当によくないことなのですが、GRIB通報式はほとんどの整数が符号付なのか符号なしなのか明示されていません。
値の性質上明らかと考えられたのでしょうが、必ずしも衆目が一致するとも限らず、項目ごとに負値をとりうると明示的にかきくわえる対応をしています。
(2) BUFRで、 coordinate reference system を明示しなかった場合は WGS84 + EGM96 ジオイド高 を含意することが決められました。
これも、何かに決めないと地理情報の世界と整合が取れなくなるのでエイヤっと決めたという性格が強いです。
気象データが日本測地系とWGS84の区別をする意味があるような水平位置精度で測定されることはまれですからエイヤっときめればいいですし、
標高データについては、気象で求める程度の精度では無視できないていどにEGM96ジオイド高と各国水準のずれがありますけど、何かに決めなければいけないので見ないふりをするというに近いものがあります。
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