気象庁図書館の新着書におかれていた。
ざっくりいうと、FAX天気図について実践的な使い方を説明する書物である。もと天気相談所長だけに具体的にわかりやすい。
FAX天気図はおおむね20世紀末頃に気象庁内部で予報作業の基幹的資料として作られたもので、今は使用データや情報システムが変遷してはいるけれど、各官署で情報共有する基盤としてはいまだに使われている。なので、古き良き時代の予報作業を伝える資料としての価値があるとも思います。
下山紀夫 著. 気象予報のための天気図のみかた. 増補改訂新装版, 東京堂出版,
2023.11. 978-4-490-21094-1.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I033140646
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