2015-10-13

[BAMS] Irving, 2005: A minimum standard for publishing computational results in the weather and climate sciences

面白い論文を目にしました。

再現性の危機というのは深刻な問題です。気象学育ちだと、そんなことどうでもいいのだーと思う人も多いでしょうが、NSFなんかのポリシーが許さないみたいだし、米国じゃなくても、あまり開き直ってしまうと、突き詰めていえば大気科学と称するものが非科学の烙印を押されかねないということでしょう。

まあそんな評論は簡単ですが、実際目に見える形でやってみたというのがすごい。すぐに世界を支配するルールになるというわけじゃなくても、知っておきたいです。

http://dx.doi.org/10.1175/BAMS-D-15-00010.1

2015-08-31

測候時報の海洋気象特集がでたようです。

ここにあります
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/sokkou-kaiyou/sokkou-kaiyou.html

第82巻(2015年度)

     □ 気象庁波浪解析及び沿岸防災業務(波浪)のためのデータベースの構築[pdf形
       式:1.1 MB]
     □ 波浪効果(wave setup)診断モデルの高度化及びその検証[pdf形式:2.3 MB]
     □ 日本沿岸モデルMRI.COM-JPNにおける2012年台風第16号に伴う潮位変動の検証
       [pdf形式:5.8 MB]
     □ 現業化に向けたMOVE-4DVARの高度化[pdf形式:1.5 MB]
     □ 日本沿岸海況監視予測システムに向けた瀬戸内海モデルの開発[pdf形式:1.6
       MB]
     □ イリジウム通信型中層フロートを用いた台風接近・通過時における実海域観測
       実験[pdf形式:3.2 MB]
     □ 気象庁における全炭酸濃度・全アルカリ度観測[pdf形式:5.1 MB]
     □ 港湾気象業務について[pdf形式:541 KB]
     □ 潮位・津波観測システムについて[pdf形式:5.9 MB]


2015-08-27

OKFN「オープンの定義」2.1では機械可読がフォーマットから独立の項となりそう。「バルク」が消える

オープンデータを推進するオープン・ナレッジ財団が「オープンの定義」を作っています。

概説日本語訳
http://okfn.jp/2014/03/23/defining-open-data/

オープンの定義2.0版
http://opendefinition.org/od/index.html
いま、第2.1版がつくられていて、ファイナルドラフトができたらしいという話をききました。
github の見方がよくわからないのですが、たぶんこれです
https://github.com/okfn/opendefinition/blob/gh-pages/source/open-definition-2.1-dev.markdown

今回の大きな変化は、機械可読性 machine-readability が別項で立てられたということです。2.0では機械可読はフォーマットの要件のなかで書かれていて、さらについでのようにバルクでと付記されているわけですが、 新しい2.1ではバルクダウンロードという方法にこだわらず、個々の要素が容易にアクセス・変更できることという機能を求める形に変わっています。

2015-08-18

流域雨量指数BUFRをカナダ気象局のlibECBUFRで読むためのメモ(京大防災研山田さん)

GDALの基盤地図情報GML用パッチを本家の中の人が取り込みにやってきたらしい

何年か前にふらっと1度だけFOSS4GJに行ったときに OSGeoJapan-discuss メーリングリストに入ったままほったらかしています。いやあ、さすがに私は役に立つことはそうそうできません。
唯一ジオな貢献といったら、libxml2 XSD バリデータの GML 対応くらいかな。
http://toyoda-eizi.blogspot.jp/2013/08/libxml2-version-280-or-later.html

そんなわけで、だいっ嫌いなのになんかほっとけない気持ちがする GML ですが、なんか表題のような動きがあったみたいなんですね。
http://lists.osgeo.org/pipermail/osgeojapan-discuss/2015-April/002316.html

すばらしいことだと思います。まあ、スレッドを追っていくと個別には色々めんどそうですが、とにかくこうやって会話ができていることが素晴らしい。