2014-11-05

配信資料に関する技術情報(気象編)第404号「黄砂予測モデルの改良について」出てます

平成26年10月29日付 配信資料に関する技術情報(気象編)第404号「黄砂予測モ
デルの改良について」が気象庁ホームページに掲載されました。
http://www.data.jma.go.jp/add/suishin/jyouhou/pdf/404.pdf

モデル開発としては、陸面モデルが置き換わったのが傍目からみても画期的なこ
とです。「そんなによいなら他のモデルにもなぜすぐ採用しない」と聞 かれそ
うですが、黄砂モデルは目的がシャープに絞られていますから、短期予報である
にもかかわらずユーラシアの春先積雪有無の予測がクリティカル という特別な
力点があります。他になんの影響もなく積雪だけが当たるようになるならば、何
も考えないでいいのですが、そう甘くはありません。融雪 速度は日射のうちど
の割合を大気との熱交換に使うかですから、さまざまなところが変わってきま
す。他モデルに使うには、それぞれの観点で評価して 現行以上の精度を確認し
なければならないわけです。

積雲対流モデルについては、よく知らないと申し上げておくのが正直でしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿