2018-04-22

地点観測のメタデータ(特に地点位置)を観測値から逆に推測したほうがよいのではないか

もうひとつ5年位前から考えている話。

地上や高層の地点に張り付いた観測は、昔のTAC通報式(A/Nといったりもする)では、リアルタイムに通報されるデータには地点番号だけ書いて、その位置(経緯度・標高)は別途より長いサイクルで修正される地点番号表などのメタデータで与えるということになっていた。ところがメタデータの保守が問題である。いろいろ取り組んでいるが容易ではない。そんなこともあって、近年ではBUFRなり航空気象ではXMLなど、地点位置情報を含んだデータ形式への移行しようとしているが、完全に移行し切るにはまだかなりながい年月を要するであろう。

つまり、観測所移設または新設が適時に(あるいはついに)通知されないことにより、来てはいるがノイズ含みの疑われるまたは使えないデータが、それなりに存在する(割合は知らんが調べてみるといいと思う)。このようなものについては数値解析と観測値の突き合わせで位置を推定することにより、使える位置情報が得られるのではないか。

問題意識を書ききったところでアルゴリズムについてはまた可能なときに。

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